【東京・港区⑱】白玉粉入りの生地に十勝産の餡子!六本木あんぱんが一番人気!ラトリエ・デュ・パン
旅するパンマニア 片山智香子です。
東京都内にパン屋さんって何軒あるのか?自分の足で訪問し、食べ、数えてみる企画。まずは港区から全てコンプリートの旅にでます。
今回ご紹介するのは、東京メトロ日比谷線、都営大江戸線の六本木駅の3番出口をでて麻布警察(六本木ヒルズ)方面へ少し行ったら路地のようなところを左折します。大通りから一本裏に入ったところにL'Atelier du pain(ラトリエ・デュ・パン)はあります。
三宿にあるシニフィアン・シニフィエの志賀シェフの元で修業した方たちが2012年にオープンしたというこちらのお店、パンのラインナップ的に場所柄、惣菜系も多かったりでシニフィアン・シニフィエとは雰囲気が違いはしますが、美味しさは納得です。
玄麦から石臼で製粉。仕込み・成型・焼成まで一から作るオールスクラッチ。自家製天然酵母を使用し、低温長時間発酵(オーバーナイト法)で作っている模様。こちらの一番人気は六本木あんぱん。白玉粉を使ったオリジナルの生地に低糖の十勝産つぶあんをたっぷり。持った感じはずっしり重く、白玉粉が入っているからかもっちり、しっとりしているのだけれど、外はさっくり。このパンの美味しさのポイントはこの外側のさっくり感があることかも。餡子がとってもクリーミー。
思わずビジュアル買いをしてしまったのがベーコンエッグ。玄麦が入ったパン・ド・ミ・ブランにベーコン、卵、マヨネーズをのせたもの。
食べてみて思ったのはとにもかくにも食パンに特徴があるなと。クラスト(ミミ)の部分がカリッとしていて(サクサクっていうより、本当にカリッとした感じなの)クラム(中)にはプチプチっとした食感も感じる。スタッフの方にお聞きしたところ、国産小麦の「春よ恋」を使用し、コクをだすためにカラメルを入れているそう!(そうか。黄色みがかってほのかにあまい感じはカラメルだったのか!)自家製のレーズン酵母で低温長時間発酵させた高加水の生地で、玄麦が入っているという、かなりこだわりをもったパン・ド・ミでございました。今までに食べたことのない組み合わせで、これ一番人気になってもいいんじゃない?と思ってしまったほど(笑)
ちなみにブリオッシュメロンパンは、テレビ朝日の「マツコ有吉かりそめ天国」で紹介されたようですよ。(これまた、どうでも良いことですが、私、クリームパン特集の時は専門家としてセレクト、出演いたしました(笑))やさしい甘味があり、中はしっとりしていて港区ナンバー1も分かる気がします。
L'Atelier du pain(ラトリエ・デュ・パン)
住所:東京都港区六本木6-1-12 21六本木ビル1F
電話番号:03-3405-0018
営業時間:【平日】7:30~22:00【土日祝】11:00~22:00
定休日:なし
HP:http://latelier-du-pain.com/kodawari01.html