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旅するパンマニア 片山智香子

1万個以上のパンを食べ歩いたパンマニア・片山智香子が国内・海外のパンを求めて旅をする!【国内】都内近郊、北海道、名古屋、京都、大阪、愛媛、広島、島根、鳥取、福岡、沖縄【海外】台湾、ベトナム、ハワイ、シンガポール、オーストラリア。バインミーマニアとしても活動中!仕事のご依頼はpanyameguri☆gmail.comまで!(☆を@に変更)

【東京・神楽坂】神々しささえ感じるクロワッサン! パンマニア待望のパン店! パン・デ・フィロゾフ

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旅するパンマニア 片山智香子です。

元ドミニクサブロンのシェフブーランジェであった榎本さんがオーナーシェフをつとめるパン店・パンデフィロゾフが神楽坂にオープン。ドミニクサブロンが日本撤退後は「俺のベーカリー&カフェ」などでメニュー開発やコンサルティングの仕事をされていたことは知っていたのですが、どこかのお店でシェフをされているという話は聞こえてこず、早くご自身のお店を開かれないかなと待っている人も多かったはず!まさにパンマニア待望のお店が9月にオープン!約半年たっておりますが、週末、11時頃に行った時はすでに行列。8~10人くらい待ってました。

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東京メトロ東西線神楽坂駅を下車し、にぎわっている神楽坂商店街を横道にはいり閑静な住宅街の中にあります。ただ、場所としてはそれほど遠くなく徒歩で5~7分といったところです。お店自体はそれほど大きくなく、4~5人も入ればいっぱい。対面式で購入したいパンを言ってとってもらうスタイル。その奥に工房が見えます。

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なにはともあれクロワッサンを買うことだけは決めていました。まぁ、当然と言えば当然ですよね。ドミニクサブロンと言えばクロワッサン!というくらい顔となるパンでしたものね。久しぶりにみる榎本さんのクロワッサン。あまりの綺麗さに神々しいものさえ感じましたよ。食感としてはさっくりしっかりした弾力。AOPフランス発酵バターの香り高いコクがじんわり口内に広がります。個人的にはエアリー感あるクロワッサンが好きですが、これはまた別。

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とりあえずクロワッサンだけは!と意気込み、他のパンのことに関しては予備知識もたずにいったので、自分の直感信じて。ただ、どれもこれも美味しそうでかなり迷ったのは事実です。

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だって、バゲットだけでも3種類あるんですもの。普通ならまずはシンプルなバゲットから購入するのかもしれませんが、私、湯種のパンがめちゃくちゃ好き。あのもっちりした食感はどんなパンの種類でも、何度食べても飽きない。でも、バゲットで湯種使っているの初めて見たかもとこちらをチョイス。

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これが大正解!!!完全にリピート決定です!!!!さっくりしているけれど、固いというのとはまた違う、ヒキがありクラムはもっちり。きっとでんぷんが影響していると思うのだけれど、食感が他のパンより水分を含んでいるように感じる独特のもっちり感で。この日は3か所のパン屋さんめぐりをしたので少し食べたら冷凍しておこうと思ったのですが、食べ始めたら止まらず結局1本丸々食べてしまいました(笑)

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もう一つはバトンシュクルを購入。ただ、後でパン友数人にポミエ食べた?と聞かれたので、そうか、りんごの木気にはなっていたけれど今回は選ばす。やっぱり買ってくるべきだったのかと少し後悔。次回は買って食べてみます。

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ちなみにお店の前にはこんなテラスもあり2人掛けですが座っていただくこともできるみたいですよ。

  

パン・デ・フィロゾフ
住所:東京都新宿区東五軒町1-8
電話番号:03-6874-5808
営業時間:10:00~19:00
定休日:月曜日

 

【東京・東新宿】パンと味噌の相性抜群のみそベーコン!一番人気はネコの手ゴマあんぱん パン屋のどん助

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旅するパンマニア 片山智香子です。

都営大江戸線東新宿から徒歩4分。ちなみに私はJR新大久保から散歩程度の距離歩き(20分くらい歩いたかな)たどり着いたパン屋のどん助。実は年末に早稲田にある穴八幡宮一陽来復のお札をもらいに行った時に寄ったのだけれど、さすがに年末すぎてクローズ。まぁ、そうですよね・・・(笑)リベンジ!と土曜日の11時頃に行ってきました。住宅街というよりは、大きな道路が近くにあったりビルも多いので週末はそんなに混んではいないのでは?と思った私が甘かった。近所のママさんたちはもとより、男性も多く本当にひっきりなしにお客さんが入っていて、パンの写真を撮っても良いと承諾は得たものの、シャッターチャンスがなかなかないくらいの混み具合。木材に和文字で書かれた「パン屋のどん助」という看板が目印。

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店内中央のテーブルにはやきそばパンやコロッケパンなど惣菜パンが所せましと並んでいる。ボリューミーで目でもお腹が満たされそうなこれらのパン、そりゃー、男性もこれらのパンを求めてくるわ!と思いました。

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一番人気は、ネコの手ゴマあんぱん。店内では袋詰めされているので何のことかイマイチわからなかったが、なるほどネコの手の形をしているのねと。袋を開けておもわずにんまり。肉球みたいに可愛いこちらのパン、こしあんがたっぷり入っておりパン:餡=2:8くらいなボリューム。ゴマの味、風味はあるのだけれどこされているのか舌ざわりも滑らか、小ぶりだから食べやすくこれは老若男女好きなワケです。

私のパン屋さんめぐりのマイルールとして、そのお店の一番人気パンは絶対に食べる!があり、とりあえずそれはクリアしたので、あとは直感で食べたいものをチョイス。

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店内でも販売しているという御成道の味噌。国産大豆に国産米麹を使用している様子。レジそばにお味噌のことを大々的に書かれていたので気にはなっており、せっかくなのでみそベーコンを購入。細長く伸ばされた生地にベーコン、味噌、コーンが入っており食べやすいように適度な感覚で切り込みが入っています。味噌がパンに合うというのは以前、天然酵母の草分け的存在で私も大好きなパン店「ルヴァン」の甲田さんに聞き、実際にルヴァンでも味噌ペーストをつけたパンを食べて美味しかったので、これにベーコンがプラスされたらさらに美味しくなるのではないかと食べる前から期待度アップ。パンはヒキのある生地、ベーコン、味噌、ゴマとそれぞれの主張する味が上手くミックスされて味に奥ゆきが。そこへコーンのさっぱり感がプラスされて予想を上回る美味しさでした。

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もう一つは明太フランス。見た瞬間からパン生地がさっくりヒキあるだろうなと分かり、食べずにはいられなかった!実際、その通りの生地で明太子はそれほど辛くないので辛いのが苦手な人でも全然平気。さっくりしたパンに明太子、それを潤滑する油分が丁度良い。バゲットはこれ以上柔らかくても硬くてもダメだなという絶妙な弾力でした。

パン屋のどん助
住所:東京都新宿区新宿7-13-3
電話番号:03-3203-6671
営業時間:7:30~18:30
定休日:日曜日・月曜日・祝日

【東京・日本橋】カカオニブメロンは必食!メロンパンの概念がくつがえる?! ビーバーブレッド

f:id:panyameguri:20180208132407j:plain旅するパンマニア 片山智香子です。

都営新宿線馬喰横山駅から133mらしいのですが、なかなかどうして都営新宿線を使うことってなくて、他のルートからいけないものかとグーグルマップなどで調べてみたところ、よく利用する都営浅草線の東日本橋からも行けることが判明。道順としてはそれほど難しくなく初めて行く場所ではありましたが、徒歩7分ってところでした。(ちなみに帰りは東京メトロ日比谷線小伝馬町も近く利用できましたよ)

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こちらビーバーブレッドは銀座にあるブーランジェリーレカンのシェフだった割田さんのお店。日本橋という場所柄まわりはビルが多いです。大きな通りから少し路地に入ったところにあり、近くまで行くとパンが焼ける美味しい香りが漂ってくるのですぐに分かります(パンの焼ける香りってなぜにここまで人を幸せにしてくれるんでしょうね?!(笑))白いタイル張りの壁に可愛いビーバーの絵が描かれているスコップが目印。外観からは和な雰囲気さえ感じますが、中に入ると奥に工房が、パンを陳列するブルーのお皿が目に鮮やか。ハード系もあるし、メロンパンや明太フランスなどの惣菜系も充実。どちらも食べたいという欲求を満たしてくれ、パンを見ているだけで思わずにんまり。 

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割田シェフおすすめの「カカオニブメロン」
カカオが入っていないメロンパンもあったのですが、カカオにもこだわっているとの情報を得ていたので迷わずこちらをセレクト。外側はクッキー生地なのでさっくりしているのは当たり前なのですが、中のパン生地が柔らかく口どけが良いんです。メロンパンはモソモソ度が高いので好んで選ぶことが少ないのですが、このメロンパンは良い!!カカオに酸味すら感じ、アクセントというよりはメロンパン全体を引き締めている感じ。主張を感じるメロンパン、リピート決定!

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明太フランスは明太子がそれほど辛くなくコッペパンに近い柔らかめな生地。老若男女に好まれそう。ただ、個人的には明太フランスもミルクフランスもパン生地はヒキのあるハード系が好きなので、明太フランスを選んだあとに、見るからにさっくりしてそうなミルクフランスをみつけ、やっぱりこっちもと購入。あぁ、さっくりしていながら、もっちりとヒキを感じるパンは美味しい。ミルクも主張しすぎず量もほどよく、これも好きなミルクフランスの仲間入り。 

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さてと、とりあえず気になったパンも購入したし帰ろうかと思ったところ、割田シェフにこれも!これも!とおすすめされたカンパーニュ。記事最初にのせたあのどでかいカンパーニュです(笑)量り売りで購入できるので2スライス頂いてきました。銀座のフレンチ「マルティグラ」に卸しているのだそうですよ。クラムの酸味まろやか、クラストの香ばしさと粉の旨味、すべてが絶妙なバランス。

 

まぁ、割田シェフのお店なのでハズレはないと思いましたが、予想の上を行く幅広いラインナップ、美味しさでした。

 

ビーバーブレッド
住所:東京都中央区日本橋3-4-3
電話番号:03-6661-7145
営業時間:8:00~18:00
定休日:月曜日(それ以外はFBを確認)
FB:https://www.facebook.com/beaver.bread/

 

8:00~18:00

日曜営業

03-6661-7145

【神奈川・根岸】駅近!カスタードは必食!限定ものも多数!コッペパン専門店 パン屋のオヤジ

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旅するパンマニア 片山智香子です。

京浜東北線根岸駅(神奈川県・横浜市)改札をでて左にマクドナルドが見えます。その隣の道(大通りとマクドナルドの間に道があるのです。オリジン弁当が見えたらその道であっています)を70mくらい進むと右手にパン屋のおやじはあります。

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そう、オレンジ色のテントにも書いてあるようにここはコッペパン専門店。ここ最近、コッペパン専門店は増えてきているけれど、お店によって雰囲気も違うのが面白いところ。目の前でフィリング、スプレッドをぬってくれるアミューズメント性の高いところもあれば、最初から具材が挟み込まれているところもある。こちらは後者スタイルなのだけれど、種類の豊富さに扉をあけた瞬間に思わず笑みがこぼれます。どうやら2016年の4月にオープンしたようなので、もう少しで2年なようです。

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甘い系も充実しているけど、カウンター付近やセンター部分には惣菜系のコッペパンが多くて、そんなに何個も食べれないのに、思わず惣菜を数個買いそうになりました。土曜日限定の油琳鶏コッペや限定5食だというまぐろ南蛮コッペなど、本当に本当に魅力的なものが多くて。でも、ここはまず初回訪問なので王道の人気ナンバー1であるカスタードと不動の1位というフィッシュタルタルを頂きましたよ。

パン生地が柔らかくキメが細かく口どけよく、惣菜にせよフィリングにせよ具材との一体感があります。個人的には、フィッシュタルタルのタルタルの味がマクドナルドのフィッシュバーガーと似たものを感じて(ピクルスかな?)私はもう少し卵やマヨネーズの味が濃い方が好きですが、カスタードは文句なく大好きな味でしたね。カスタードが甘すぎないんですよ。いや、クリームなので甘すぎるのも好きではありますが、あまり甘すぎると食べている途中で飽きちゃうので、本当に丁度良い味。店内の惣菜系などは見ていると結構、チャレンジングなものもあるのですが、パン生地自体は奇をてらったものではなく、非常にシンプルなので何を食べても安心感がありました。

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テラス席があり、私が行った日は寒かったのではありますが、ビニールでガードされた上に暖房がついおり、プラス毛布も用意されていたので、あまり寒さは感じなかったですね。平日はコーヒーとスープが無料。休日もコーヒーは無料のようです。(もちろん、お水も置いてあります)

ちなみにパン屋のオヤジという店名ではありますが、オヤジらしき人はおりませんでした。テラス席でも流れていますが、フランスのある歌のタイトルらしいです。

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パン屋のオヤジ
住所:神奈川県横浜市磯子区西町14-3
電話番号:045-353-3351
営業時間:7:00~18:00
定休日:日・月

【池袋】ご当地ランチパックもあり?池袋はティラミス風が人気!ランチパックSHOP

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旅するパンマニア 片山智香子です。

JR池袋構内にあるランチパックSHOP。青い外観がひときわ目をひきます。池袋以外にもランチパック専門店はあり、前から気になっていたので入ってみました。えぇ!いつの間にランチパックこんなには発売していたの?!というくらい種類豊富。

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どうやらご当地的なランチパックもある様子。ランチパックといえばピーナッツくらいのイメージしかなかったので、本当にびっくりしました。

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せっかくなので、こちらの人気商品だというティラミス風を買って食べてみましたよ。ランチパックの良いところは、フィリング、具材がパンの中につつみこまれていて食べやすいところ。ココア風味のパンにコーヒーゼリーとマスカルボーネチーズ。あぁ!なるほど、ティラミスと言えばティラミス!そんな味わいでした。なにかと忙しい都心部のお店なので糖分高く、すぐに満足度が得られる甘いパンが人気なのでしょうか?

池袋店はティラミスでしたが、他店は何が人気なんだろう?今まであまり食べていなかったランチパックですが、少し気になり始めています。次回、旅行に行ったら現地のコンビニなどで、ご当地ランチパック、探してみようかと思っています。

 

ランチパックSHOP 池袋店
住所:東京都豊島区南池袋1-28-2JR池袋駅 北口改札
電話番号:03-3986-8626
営業時間:(月~金)7:00~20:00 (土・日・祝)9:00~20:00
定休日:年中無休
HP:http://www.yamazakipan.co.jp/lunch-p/shop/index.html#ikebukuro