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旅するパンマニア 片山智香子

1万個以上のパンを食べ歩いたパンマニア・片山智香子が国内・海外のパンを求めて旅をする!【国内】都内近郊、北海道、名古屋、京都、大阪、愛媛、広島、島根、鳥取、福岡、沖縄【海外】台湾、ベトナム、ハワイ、シンガポール、オーストラリア。バインミーマニアとしても活動中!仕事のご依頼はpanyameguri☆gmail.comまで!(☆を@に変更)

【東京・麹町】パリのコンテストで何度も優勝しているバゲットは必食!ルグルニエアパン

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旅するパンマニア 片山智香子です。

東京メトロ半蔵門駅の3番出口をでて右に20mくらい歩いたところにあるル・グルニエ・ア・パン。こちらは、毎年パリで行われるバゲットコンテストで、2010年に引き続き2015年も優勝したパリ18区の「Grenier a Pain」の東京店。ちなみにグランプリに選ばれると、その年の一年間、大統領府エリゼ宮(大統領官邸)にバゲットを納める栄誉を得られるのだそう。

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目の前にデニッシュ系のパン、向かって右にサンド系。左にはオイルやペースト、また目の高さの前方にはパンと店内に入った瞬間から何を食べよう!と心躍ります。

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 国産の白桃を使用したペッシュメルバ。カスタードの中に木苺ジャムを使用した夏季限定商品。2015年に訪問時に購入したものなので、いま販売しているのかは分からないのだけれど、これめちゃくちゃ美味しかったので!普通のデニッシュに比べると気持ち小ぶりなのだけれど、サクサクした食感がクセに。また上の部分にキャラメリーゼされているのでそこだけさらにパリパリしていて二度楽しめる。 桃の自然な甘味。でも甘すぎない上品さ。 桃の下にはカスタードがあるのでそのハーモニーがなんとも優しい。

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タルト・フィン・オ・ポンムはりんごのタルトで生地はクッキー生地に近いです。ペッシュメルバがクロワッサン生地なのでよりこちらの方がカリッと感を感じます。食事として楽しめるカスクルートノルベジアンはディル入りフロマージュサーモン。生地は非常にシンプル。個人的にはもっと粉の味の主張したものが好きだけれど、パリの人はこのくらいシンプルで気持ち甘味さえ感じるのが好きなのかと感じました。きっと、バゲットが日本人のお米のような存在なので、なににでも合うタイプのものが好きなのだなと。 日本にいながらフランス人が認めるバゲットを食べられる幸せ。パン好きにはたまりません!

 

ル・グルニエ・ア・パン
住所:東京都千代田区麹町1-8-8 グランドメゾン麹町1F
電話番号:03-3263-0184
営業時間:[月~金]8:00~21:00 [土・日・祝日]9:00~20:00
定休日:無休

【オーストラリア】惣菜パンが充実!ゴールドコーストのショッピングモールのパン屋さん Baker's Delight

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旅するパンマニア 片山智香子です。

オーストラリアは2013年の3月、ゴールドコーストに行ってきました。旅行に行く国々で地元のパン屋さんをチェックしておりますが、2013年の時点ではゴールドコーストほとんど路面店がなく基本的にパン屋さんはショッピングモール(大型スーパーマーケット)の中に入っていました。 

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町の中心あたりにあるCOLESの中にBaker's Delightはあります。朝7時からオープンしており、日本のパンは食パンやバゲットや食事に合わせるようなリーンなパンも充実していますが、ヨーロッパ以外の国(特にアジア)もちろんオーストラリアも行ってみて思うのはとにもかくにも惣菜系のパンが多い! 

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パン屋さんめぐりのマイルールとしてそのお店の一番人気のパンを食べる!というものがあるので、自分の好みかはさておき、まずはそれを食べてみようとスタッフの方にすすめられたのがこれらのパン。完全に惣菜パンですね(笑)もちろん、美味しいのだけれど、日本の粉やら酵母やらの繊細な味に慣れている私にとっては惣菜パンはどの国で食べてもだいたい同じような味に感じてしまうというか。でも、こうやって現地のパンをみて食べてみるとその国の食文化を感じられてやはり楽しい。

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中で作業していたスタッフのおじさんに「写真撮っていい?」とジェスチャーで聞いたところOK!してくれたので様子を撮らせてもらいました。私が行った時にゴールドコーストはちょうど路面電車の工事をしていたので、さすがにそれは完成しているだろうし今行ったらパン屋さんの路面店も増えているかもしれませんね。

【ハワイ】アラモアナショッピングセンターに北海道のパン屋さん! BRUG

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旅するパンマニア 片山智香子です。
過去何回か行っておりますハワイ。こちらのBRUGに訪れたのは2014年3月。アラモアナショッピングセンターの中の白木屋に入っているBRUG。どうやらBRUGが入る前はサンジェルマンが入っていたところのようですね。3年以上たっているのでいまはもっと美味しいパン屋さんもハワイに出来ているのかな?当時はマラサダのレナーズには感動したけれど、それ以外のパンは「なるほど!」というものが多く、そんな中、BRUGは本店が北海道にあることや使用されている小麦粉が国産小麦ということもあり、なんとなく馴染みの味に近かった印象。

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ハワイ店は惣菜パンが多いけれど、食パンもバゲットなども充実していました。イートインコーナーはないのですが、スープなども販売していて朝食など購入しに来る人も多いのではないかなという印象。まぁ、アラモアナなので目の前に公園もありますし外パンするのも気持ちよさそう。

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人気のパンをお聞きしたところ、あんぱんが一番人気とのこと。本店でもあんぱん、バターパン、そして、ブルクライヤが人気とのことなので、それらのパンを食べてみたかったのですが、夕方遅くに行ったのですでにそれらのパンはなく、 惣菜パンを購入し、翌日頂きました。

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次はいつハワイに行けるか分からないけれど、新規開拓はもちろん、BRUGのあんぱんも絶対に食べてみなくては!と思っています。

 

 

 

【ベトナム】シェラトンサイゴンホテルから程近い!アメリカンなバインミー! ブラック・キャット

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旅するパンマニア 片山智香子です。
2012年の春に行ってきたベトナム。この旅行の最大の目的は、現地のバインミーを食べること。ちなみにバインミーとはフランス統治の置き土産のパン文化のことで、べトナムではフランスパンをバンミー(北部ではバインミー)と呼び、その場でパンをあぶってさまざまな具を挟み、サンドイッチ状にして出してくれる。

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ベトナムとういうと首都のハノイと南部のホーチミンが都市部としては有名。いまならビーチリゾートとしてダナンも人気ありますよね。当時は初回ということもあり南部のホーチミンに。乾季に入っていたということもあり毎日30度近い暑さで昼間歩くと汗ダラダラ。 夕方から夜にかけては、だいぶ暑さも落ち着くので旅慣れてきたらこの時間にも活動するといいかも。

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宿泊していたシェラトンサイゴンホテルから程近い場所にあるブラック・キャット
アメリカ人がオーナーということもあり、現地の人というよりは西洋人や自分たちのような観光客が多かった印象。店内の雰囲気もバインミー自体もどちらかというとアメリカナイズされた感じ。頂いたのはチキンのバインミー。チキン=ヘルシーかなと思いきや結構パンチがありましたね。グリルされることによりよりチキンの味が濃くなりその他のトッピングの味が少し抑えられれてしまっていたかな。もう一つ頂いたのがポークのバインミーで、レバーペーストがたっぷり内側にぬられていて、キュウリ、ハム、ポークのトッピング。こちらの方がよりベトナムバインミーに近い気がしましたね。パンは、バゲットにイメージされるカリッ、サクッではなく、サンドにして食べやすいように普通のフランスパンと比べると柔らかく表面はサクサク。パンだけでもやみつきになる食感と味わいで美味しかったです。全体的のボリューミーで、個人的にはもっとベトナムな野菜が入っていて欲しいですが、ここはアメリカ人が経営するカフェなのだ!と思っていくと大満足できるお味かも。

 

ブラック・キャット
住所:13 Phan Văn Đạt, Quận 1, TP.HCM
電話番号:028 38292055
営業時間: 7:00~23:00 
定休日:無休

【東京・駒沢】温度計のあるパン屋さん!タンドリーチキンと枝豆のフォカッチャが超絶オススメ! BREAD PLANT OZ

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旅するパンマニア 片山智香子です。

東急東横線都立大学から徒歩15分程度のところにあるBREAD PLANT OZ(ブレッドプラントオズ)メゾンカイザーで修行された大島シェフが、2013年3月に八雲にオープンしたお店。東急田園都市線の駒沢駅からもいけると思うのですが、どちらにしても15分くらいかかるかな。店前には自転車や駐車スペースに車をとめているお客さんが多くご近所の方が良く利用されている様子。

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白を基調にした外観に紫のライン上にはBREAD PLANT OZの名前が!その周りにはパンの可愛らしい絵などが描かれていて入る前からポップな気持ちになるのですが、なによりこちらのお店の面白いところはここ↓

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お店に大きな温度計がかかっているんです!夏はある一定の温度以上になったら、冬ある一定の温度以下になったら割引セールがあるのだそう。今っていろんなサービスがありますが、これは面白いですよね。そして、私がここに行ってみよう!と興味をもったきっかけ。それは過去にテレビ番組などで共演させていただいたモデルさんや女優さんが絶賛していて。違う番組で違う方なのに「駒沢のBREAD PLANT OZ知ってる?近所だからよく行くのだけれど、何を食べても美味しくて!」と。ん?芸能人御用達??と、まずはそこから興味が(笑)

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OZの人気パンといえば、クロワッサンとバゲット。バゲットは以前にパン祭りなどで購入して食べたことがあったので今回はクロワッサンを。表面がさっくりとしていながらも、クラム(内側)が柔らかくしっとり、それでいて、バターのコクが強すぎないバランスのとれたクロワッサン。

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ただ私が感動したのは、タンドリーチキンと枝豆のフォカッチャ(ちょっと写真がぼやけてしまっていますが(汗))カレー風味のサワークリームのピリ辛さが一口いれた瞬間から口の中に広がり、後からチーズの濃厚さが追いかけてきて気持ちしつこくなるところを枝豆が良いアクセントとして存在。これは本当にやみつきになる美味しさ!次回行ったときもリピ買い決まりの一品でした!お店の奥にイートインスペースがあり、モーニングやランチのメニューもありますが、店内でパンを購入して食べることもできます。

 

BREAD PLANT OZ(ブレッドプラントオズ )
住所:東京都目黒区八雲四丁目1番19号
電話番号:03-6421-2571
営業時間:
[ショップ営業時間]パン販売 8:00~20:00
[カフェ営業時間]
モーニングメニュー 8:00~10:00
通常メニュー 10:00~ラスト
定休日:無休
HP:http://www.bread-plant-oz.co.jp/