【イベント】食パンxコーヒーのマリアージュが最高すぎた!THE KNOT TOKYO MORETHAN BAKERY
旅するパンマニア 片山智香子です。
先週の日曜日、5月26日、THE KNOT TOKYO内の2階、MORETHAN GRILLにてMORETHAN BAKERYの神林シェフとカフェファソンの岡内さんとのコラボイベントに参加してきました。
テーマは「上質な朝食の提案」
3種類の食パン(生&トースト)とコーヒーのペアリング。
一品目は、「はるゆたか」を使用した山形食パンとカフェラテ。
MORETHANの食パンに使用している小麦粉は全て国産小麦。その理由を神林シェフにお聞きしたところ、国産小麦は銘柄がはっきり分かれていて特徴が分かりやすい。自分が作りたいパンのイメージにあとは適した粉を当てはめていけばいいので使いやすいとのこと。今回の山形食パンはトーストしてもらうことをイメージしてさくみも大事にしたそう。それにあわせるカフェラテ。今回はあえてミルクのフォームの部分を薄めにして、ラテに浸して食べたときの食感、香り、旨味を楽しんでくださいとのこと。うむむ・・美味しい!生もトーストも試したみたけれど、個人的にはトーストしたパンを浸す方が好き。ラテに苦味、甘味にトーストした食パンの香ばしさが加わり最高の相性。
二品目は、「ゆめちから」に湯種を使った角食パンと中煎りのブレンドコーヒー。
個人的に湯種の食パンが大好きなので、まさにビンゴ!もっちりしていて、粉本来の甘味を感じるこのパンはかなり好きなタイプのパン。グァテマラ、コスタリカ、コロンビア、エクサルバドルをブレンドしたコーヒー。岡内さんのお店に伺って飲んだ時も感じたのですが、まろやかなんですよ!エグみがないの。岡内さん曰く、90度のお湯を使っているそう。コーヒーの成分を出すには90度以上でないとでないといわれていて、ただ、あまり高すぎるといらない成分もでてしまうんですって。あと、注ぎ方が大事で、コーヒーの油分を包み込むように注ぐと、コーヒーの奥深い味わいは感じつつもまろやかになるんだそうです。個人的にはこの組み合わせが一番好き。
三品目は、マスカルポーネを生地に練りこんだ食パンと水出しコーヒー。
強力粉、自分のメモによると春よ恋とゆめちからのブレンドと書いてあるのだけれど、ちょっとだウル覚え(汗)いま焼き色がそれ程濃くなく、すべてが柔らかい高級食パンが人気ですが、それとは味わいは近いものはありつつも、こちらの方がパンとしての力強さを感じました。なによりビックリしたのは水出しコーヒー。フィルターに入れたコーヒーの上にブロックの氷をのせて一晩放置して抽出するんですって!もう色合いも全然違うし、まるでワインのよう!!!
自分がパン屋さんめぐりをしてもしても飽きない、さらに興味が深まる理由の一つに、ずっとパン屋さんめぐりをしていると、数か月に一回くらい、「なんじゃ、これーー!!こんな味に出合ったことなかったよー!!美味しい!!」と今までの概念が覆るほど自分好みにパンに出合うことがあり、その感動があまりにも快感なので、まだ見ぬ自分好みの味を探して続けてしまっているところがあります(笑)
今回、パンはさることながら、コーヒーの抽出の違いによって変わる味わいの違いなどを知ることができて、さらにコーヒーにも興味が!もっともっとパンとコーヒーのペアリングのこと知りたいなーと思っていたら、好評につき第2弾が決まったそうです。ご興味あるかたは、MORETHAN の情報をウォッチしていた方がいいかもです。
7月21日(日)8:00~10:00
THE KNOT TOKYO内の2階、MORETHAN GRILL