【東京・水道橋】メロンパンにスパムのサンドイッチ？！これが美味しいのっ！ブーランジェリーマーブル
旅するパンマニア 片山智香子です。
ＪＲの水道橋、東京メトロの神保町、どちらから行っても徒歩7分くらいかな。日本大学・法学部の隣にあるブーランジェリーマーブル。オフィスと学生の街にあるレンガな店構えのこちらお店、実はスタッフの方は女性だけなんです。販売の方はもちろん、シェフも女性。
入って左の列に食パンや惣菜系のパンがあり、厨房との間にはテーブルがありサンドイッチなども充実。場所柄、やはりお腹をすかせた大学生や会社員のランチに！ということも多いのでしょうね。ボリュームも結構ありますが、べらぼうに高い！ってワケでもないので、私もランチ頃にお腹をすかせて来たら迷わずサンドイッチに手がのびますね（笑）また、面白いなと思ったのはサンフランシスコだったりデトロイトというネーミング。ネームプレートにはその街で何が有名なのか書かれていたりとちょっとしたウンチク、思わず読み込んじゃいました。
そんな中、他では見かけない変わり種のパン、ガブッとスパムメロンを発見！メロンに生ハムをのせると美味しい！というところからヒントを得たそうで、メロンパンに厚切りスパム、ペッパーキャベツなどがサンドされています。メロンパンの甘み、スパムの塩味、マヨネーズの酸味がギュッと凝縮されています。甘味と塩味って対比効果でさらに旨味が増して後ひきますよね。
そして、もう一つは羽つきカレーパン。カレーパンって本当に色んな種類があり、焼き方で言っても、揚げるものもあれば焼くものもあり、衣がクルトンやフレークだったりと趣向こされたもの多いですが、ここブーランジェリーマーブルのカレーパンは平焼きになっていて、なにより美味しさのポイントになっていると思われる羽根の部分のチーズ！いやー！チーズは最強でしょう！！！油断するとチーズパンばかり買ってしまうので極力違うパンを選ぶようにしているくらいパンｘチーズは大好きな組み合わせ。もうこのカレーパンは食べる前から美味しいの分かってました（笑）カレー自体は辛すぎることはないので老若男女に好まれるお味。カリカリしたチーズの食感。口の中に広がるチーズ独特の芳醇な香り。これは間違いないです！
ブーランジェリーマーブル
住所：東京都千代田区三崎町2-4-1 第百ビル 1F
電話番号：03-6265-6310
営業時間:11:00～18:00
定休日：土曜日・日曜日・祝日
【東京・港区⑱】白玉粉入りの生地に十勝産の餡子！六本木あんぱんが一番人気！ラトリエ・デュ・パン
旅するパンマニア 片山智香子です。
東京都内にパン屋さんって何軒あるのか？自分の足で訪問し、食べ、数えてみる企画。まずは港区から全てコンプリートの旅にでます。
今回ご紹介するのは、東京メトロ日比谷線、都営大江戸線の六本木駅の3番出口をでて麻布警察（六本木ヒルズ）方面へ少し行ったら路地のようなところを左折します。大通りから一本裏に入ったところにL'Atelier du pain（ラトリエ・デュ・パン）はあります。
三宿にあるシニフィアン・シニフィエの志賀シェフの元で修業した方たちが2012年にオープンしたというこちらのお店、パンのラインナップ的に場所柄、惣菜系も多かったりでシニフィアン・シニフィエとは雰囲気が違いはしますが、美味しさは納得です。
玄麦から石臼で製粉。仕込み・成型・焼成まで一から作るオールスクラッチ。自家製天然酵母を使用し、低温長時間発酵（オーバーナイト法）で作っている模様。こちらの一番人気は六本木あんぱん。白玉粉を使ったオリジナルの生地に低糖の十勝産つぶあんをたっぷり。持った感じはずっしり重く、白玉粉が入っているからかもっちり、しっとりしているのだけれど、外はさっくり。このパンの美味しさのポイントはこの外側のさっくり感があることかも。餡子がとってもクリーミー。
思わずビジュアル買いをしてしまったのがベーコンエッグ。玄麦が入ったパン・ド・ミ・ブランにベーコン、卵、マヨネーズをのせたもの。
食べてみて思ったのはとにもかくにも食パンに特徴があるなと。クラスト（ミミ）の部分がカリッとしていて（サクサクっていうより、本当にカリッとした感じなの）クラム（中）にはプチプチっとした食感も感じる。スタッフの方にお聞きしたところ、国産小麦の「春よ恋」を使用し、コクをだすためにカラメルを入れているそう！（そうか。黄色みがかってほのかにあまい感じはカラメルだったのか！）自家製のレーズン酵母で低温長時間発酵させた高加水の生地で、玄麦が入っているという、かなりこだわりをもったパン・ド・ミでございました。今までに食べたことのない組み合わせで、これ一番人気になってもいいんじゃない？と思ってしまったほど（笑）
ちなみにブリオッシュメロンパンは、テレビ朝日の「マツコ有吉かりそめ天国」で紹介されたようですよ。（これまた、どうでも良いことですが、私、クリームパン特集の時は専門家としてセレクト、出演いたしました（笑））やさしい甘味があり、中はしっとりしていて港区ナンバー1も分かる気がします。
L'Atelier du pain（ラトリエ・デュ・パン）
住所：東京都港区六本木6－1－12 21六本木ビル１F
電話番号：03-3405-0018
営業時間：【平日】7：30～22：00【土日祝】11：00～22：00
定休日：なし
HP：http://latelier-du-pain.com/kodawari01.html
【横浜・大倉山】国産小麦と米麹と素材にこだわり！トースティーショップ
旅するパンマニア 片山智香子です。
東急東横線の大倉山駅を下車し目の前の大通りを渡り横浜方面へ線路沿いに2分程度歩いていくとあるトースティーショップ。人が３人も入ればいっぱいになってしまうこじんまりとしたお店ですが、国産小麦と米麹から育てた天然酵母で作っているというこだわりよう。自家培養しているという天然酵母は米麹がメインで添加物は一切なし。入って奥に食パンが陳列されていて、手前のレジ横、ガラス張り棚にはハード系や甘い系のパンなどがあり、こちらはスタッフの方に言ってとってもらうスタイル。
2014年に開業したこちらのお店、実は知人の親戚の方のお店。恥ずかしながら教えてもらうまで知らなかったのですが、近所の方には有名だったのかな。私が行った時もひっきりなしにお客さんが来ていました。人気であろう一番陳列数が多かった食パンはもちろん、クリームパンも美味しいというのでその２つを購入。
焼き色薄く、ハイジの白パンのようなパン生地にクリームたっぷり。普通イメージするクリームパンって、ふんわりー！やわらかー！って感じだと思うのですが、こちらのは生地がとってももっちりしていて、力強い弾力を感じます。クリームパン一つとっても色んなタイプのものがあるので面白いですよね。
山型のトースティー食パンは、トーストするとさっくりしていて、こちらも弾力ある食感。食パンはシンプルなので生地の味わいを感じやすいパンだと思うのだけれど、他のパンを食べた時よりも気持ち麹な香りを感じます。最後に行ったのが3年前なので、そろそろ新しいパンを食しに行ってこなければ！
トースティーショップ
住所：横浜市港北区大倉山3-7-14
電話番号：045-716-8686
営業時間：10:00～18:00
定休日：日曜日
【東京・高田馬場】私の中のミルクフランスの概念がくつがえった一品！馬場FLAT
旅するパンマニア 片山智香子です。
JR、東京メトロ東西線の高田馬場駅を下車しBIGBOX横の道を新宿方面（保善高校方面）にまっすぐ歩いていき、つきあたりを左折。オレンジコートが見えてくるのでその中をさらに進みスーパーのマルエツの前に馬場FLATはあります。道としては簡単ではあるのでそんなに迷うこともなく７分くらいあれば到着するかな。
パンのラインナップは食パンやハード系などの食事パンのほかに総菜系も甘い系も幅広くあり、スーパーに直結しているということもありファミリー層も多いからか、お子ちゃまウケするような動物パンのようなキャラパンもあったりで。伺った時はツナときのこのタルティーヌと人気ナンバー１だというミルクフランスを。
どちらも美味しかったのですが、ミルクフランスが秀逸！いままで食べてきたミルクフランスの中でダントツ１位！バゲットのクラスト（外）のさっくり感が軽い食感なのだけれど、クラム（中）に残る適度なしっとり感。
実は今までは好んでミルクフランスを選んでこなかった私。ただ、自分がパン屋さんめぐりをする時のルールとして、そのお店の人気ナンバー１のパンは絶対に食べるというものがあって、この時もそのルールにのっと頂いたワケですが、衝撃をうけましたね。今までもミルクフランスの概念がくつがえりました！この時を機会に人気があると言われれば好んでミルクフランスを食べるようになり気が付いたのですが、おいしいミルクフランスはバゲットがめちゃくちゃ美味しい！また、馬場FLATのミルクは生クリームのような口どけの良さだったのも大きな特徴。この時の出合いがあまりにも感動的だったので、拙著にもそのことは書いています（笑）
また、タルティーヌもパン自体（バゲットだったかカンパーニュだったか忘れてしまいましたが（汗））がさっくりしていて、上にのっているツナの塩味とキノコの素材のうまみがいい感じに調和しあっていました。まぁ、キノコ系のタルティーヌは鉄板で美味しいんですけれどね。
馬場FLAT
住所：東京都新宿区大久保3-10-1オレンジコート
電話番号：03-6205-5443
営業時間：8:30～19:00
定休日：第２月曜日
HP：https://www.facebook.com/babaFLAT/
【栃木・那須】大人気のブルーベリーブレッド！緑豊かな店内で食べる幸せ！ペニーレイン
旅するパンマニア 片山智香子です。
かれこれ3年前の夏に那須にあるペニーレインに行ってきました。夏の遠方へのパン屋さんめぐりは家族旅行のついでに行くことが多いのですが、こちらも例にたがわず。ペニーレインは催事やパン祭りなどに出品していることも多いので、そういう時に買ってもよいのですが、せっかくなので那須のお店で購入したいなと。那須高原というくらいですから緑豊かな場所にあるのだろうなとは思っておりましたが、それはまさに緑のトンネルのようでした。
行く道すがらも緑豊かなのですが、ペニーレイン自体も緑の空気豊かな中にあり、駐車場もガーデンテラスも広く充実していて、店主の方がビートルズ大好き！ということもあり、広い店内のいたるところにビートルズへのリスペクトな思いの品が数多くありました。
ペニーレインの代名詞ともなっている大人気のブルーベリーブレッド。半斤から販売されています。いろんなパンを少しづつ食べたい！っていう時は半斤からあるっていうのは嬉しいですよね。断面の色合いからも分かるようにブルーベリーはたっぷり入っています。見た目から酸味をすごい感じるのかなと思いきや、生地にやさしい甘味があるということもあり全体的にまろやかな味わいになっています。ブルーベリーの酸味が時折口の中に広がる程度なので、ベリー系が苦手という方もお好きな味かも。
パンの種類的には総菜系もかなり充実していました。避暑地という場所もあり朝食をかねてくる人も多いのかもしれませんね。実際、自分たちが行った時も朝早かったですが、かなり多くの人が朝食を楽しんでおられました。ちなみに、ブルーベリーブレッド以外には、チーズクロワッサンや激辛なウィンナーロールなど頂いたのですが、個人的には激辛なウィンナーロールが好き。本当に激辛なので辛いのが苦手な人は要注意だとは思いますが（笑）私自身、辛いのが大好きなので、「辛いー！」と言いながら、あとひく美味しさに大満足。
ペニーレイン
住所：栃木県那須郡那須町大字湯本656-2
電話番号：0287-76-1960
営業時間：【パン】8:00～18:00 【カフェ・レストラン】8:00～21:00
定休日：無休
HP：http://pennylane.company/
