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旅するパンマニア 片山智香子

1万個以上のパンを食べ歩いたパンマニア・片山智香子が国内・海外のパンを求めて旅をする!【国内】都内近郊、北海道、名古屋、京都、大阪、愛媛、広島、島根、鳥取、福岡、沖縄【海外】台湾、ベトナム、ハワイ、シンガポール、オーストラリア。バインミーマニアとしても活動中!仕事のご依頼はpanyameguri☆gmail.comまで!(☆を@に変更)

【ベトナム・ホイアン旅③】ハノイ乗り換えで2万すられる!こんな手口には気をつけろ!

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旅するパンマニア 片山智香子です。

【ベトナム・弾丸ホイアン旅①】はこちら

【ベトナム・弾丸ホイアン旅②】はこちら

10時成田発のVN311便に乗り、現地時間の13時50分にハノイ着。16時のダナン行き(国内線)に乗るまで時間的には余裕があるのだけれど、前回のベトナム旅行がホーチミンだったということもあり、初の国内乗り換え。

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到着後、飛行機を降りると空港スタッフがいるので「トランジットである」ことを伝えると(話せなくてもチケットを見せれば理解してくれます)【TRANSIT】のシールを張られ入国手続きをするように言われます。入国審査が長蛇の列でどの列に並べばいいのかイマイチ分かりずらいのではあるけれど、そこにもスタッフがいるので、チケットみせつつ、どこに並べばいいの?と聞くと、適当な方を指さしそこへ並べと言われます。初めての旅行先で、しかも一人。大丈夫かなーと心細かったけれど、他の日本人が並んでいるところを選び、さりげなくチケットをチェック。2枚もっていたら大抵トランジットだろうと予測をたてたらビンゴで無事入国はできました。

問題はここから!

ダナン空港に行くには直行便でない場合は入国手続きをした後に国内線に移動しなければなりません。国際線が第2ターミナルで国内線は第1ターミナル。

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入国手続きした後、到着出口をでると、またスタッフがいるのでトランジットであることを伝えると、「荷物はここに置き、あなたはシャトルバスで移動しろ」と言われます。シャトルバスはどうやって行けばいいの?と聞くと、こんな紙を見せられ、「イージーだから大丈夫!」と。

16番!16番!16番!と16番を探しながら出て右方面に歩いて行くと、ありました!16番。タクシーなども乗車させようと声をかけてきますが、そこは断りながら、16番付近まできて、道路を渡ろうとしたときに「トランジット?」と声をかけられました。空港スタッフの簡単な地図にある道路の向こう側にもシャトルバスが見えなかったし、バスのスタッフの人でそっちじゃないよ!って意味で声をかけてきたのかなと思ってしまったんですよね。なぜかその時は。「イエス。トランジット!」と返事をしたら、こっちだよと。道路を渡ったあの車に乗れ!と丁寧にも(苦笑)その場まで連れて行ってくれて。

まず、シャトルバスではなく普通の車だった時に違うかもと気づくべきだった。でも、地図と同じようなところに停車している車だったし、初の乗り換えで、どれくらい所用時間かかるかも分からない。シャトルバス混んでいるから、こういうスタイルでも送っているのかなと思ってしまったんですよね。いま、冷静に考えれば怪しい!と思うけれど。

乗車して、すぐに「本当にこれトランジットの?」と聞いたら、そうだよ!と同じシールを何枚も見せてきたので大丈夫かなと思ってしまった。

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 乗車するとすぐに、どこから来たの?何日ベトナムにはいるの?飴食べる?と話かけてきて、さすがに知らない人からの飴は食べないよと丁寧にお断り。無意味に話しかけてくれなくていいから早くT1について欲しい!と思っていたら、移動半分くらい過ぎたあたりで「2万ドンだから」と言われます。お金が必要な時点で、あっ、シャトルバスの代わりのものではなかったんだと気がついたけれど、あとの祭り。

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ただ、2万ドンって日本円でいうと100円くらいなので、「2万ドンはないけれど、これで!」と5万ドンを出したけれど、「モア、スモール!スモール!」と断固として5万ドンを受け取りません。

普通に考えれば、彼は2万ドン(100円)必要なワケだから、5万ドン(250円)もらい私に3万ドン(150円)お釣りを渡せば済む話。

「そのお金じゃない!」「モア、スモール!スモール!」「じゃー、1ドルでもいいよ」と言い始めます。(ベトナムに旅行にきている日本人がドルなんか持ってるワケないだろ!と心の中で思いつつ)ただ、密室である車内で言われ続けると、こちらもテンパってきて、「どのお金か探してあげる」とばかりにお札を取られ、これでもないこれでもないと2万ドンを探すふりをしている相手。取られまいとこちらもずっと相手の様子を見ていたんですけどね。やっぱりないなーとドンを返した後に「日本円でもないの?」と言われたから100円玉をだそうとしたら「ノー!コイン!ペーパー!ペーパー!」と。でも、あなたが欲している金額は日本円で言ったら100円だよ。ペーパーじゃ金額が大きすぎるよと思いつつ、もう見せないワケにはいかない雰囲気。

どちらとも無事に返してもらった(とその時は思っていた)後は、「危ないから早く財布にしまえ!」と言い、「もうこれでいいよ!」と車内にあった100円玉を見せられ、100円支払って下車。

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あー!!!やられたーー!!!

と気が付いたのは国内線に移動し、フォーでも食べるかと財布を出した時。車から降りる時は気づかなかったけれど、なんか厚みが薄くなってるなーと。数えてみたら、2000,000ドンくらいと1万円札が一枚減っている。

でもね、あとから考えてもどうやってお金とったのか分からない。お金数えているフリしている時に盗んだんだろうけれど、ずっと隣に座ってみていたのに全然気づかなかった!まるでマジシャンのように盗るのがうまい。(褒められることではないけれど・・・)

こうやって冷静に書くと、なぜそんな車に乗ったのか?なぜ車内でお金を出しちゃったのか?なぜお金をもっと小分けにしておかなかったのか?なぜ?なぜ?なぜ?となるけれど、まぁ、人は異国でテンパる状況になると思いもよらぬ思考回路になってしまうのだなと(汗)

っで、車に乗ってしまったら主導権は相手にあるので(空港を出てハノイの街並みに連れていかれるかもしれないし、街のどこかに置き去りにされるかもしれない。ナイフを出されて脅かされるかもしれない)本当に後の祭りなんですよね。

だから、これからハノイ経由でどこか旅行に行く方、絶対にこんな車には乗らないで!時間通りにはこないけれど(笑)シャトルバスは必ず走ってますからっ!!(帰りは無事にシャトルバスで移動)

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トラブルで始まった旅ではあったけれど、ホイアンは治安も悪くはなく最大の目的であった世界一のバインミーが超絶美味しくて!!ホイアンでの様子は【ベトナム・弾丸ホイアン旅④】以降に書いていきますねー!