【東京・仙川】大きな時計が目印！大人気の角食パンは並んででも食べたい！ AOSAN

旅するパンマニア 片山智香子です。

京王線の仙川駅から徒歩５分程度、駅前の商店街を抜け住宅街に入り始めたあたりくらいにあるAOSAN。目の前には公園があり、目印ともいえる大きな時計が見えてくる頃にはパンの焼ける香りが鼻腔をくすぐります。１２時オープンなのではありますが、この日は休日だったということもあり、時計の針がさしている１１時５分の時点ですでに１０名くらいの方が並んでいる人気店。

そんなに並んででもどうしても買いたかったパン。それは角食パン。確実に購入したければ予約することができるのですが、大変人気で数ヶ月待ち。実際に私自身も予約の電話をして数ヶ月待つと言われ、他に方法がないのかなと思っていたら・・・、予約を待てない方は並ぶことにはなるけれど、当日購入することが出来ると。ただですね、これが個数制限はないらしいので、並んでいれば、当日行けば、確実に購入できるというワケではないのです。

何種類かをブレンドした国産小麦と天然酵母を使用しているAOSANのパン。１時間前から並んででも欲しかった食パンのお味ですが、小麦や酵母そのものの味をダイレクトに感じます。見た感じからキメの細かさが分かり、生食でも美味しいのですが、個人的にはトーストした時のクラム（中）の弾力の良さが好きです。余計なものが入っていない自然な甘味。まずはプレーンにパンそのものの味を楽しんだら、惣菜的なものをのせて食べたい。少しだけ味のあるものを上にのせてこちらの角食の甘味と口内調理する。柔らかすぎも固すぎもしない程よい弾力がすべてを包み込んでくれてこれはかなりクセになります。

３種類のチーズピザ。これは個人的感想ではありますが、湯河原にあるブレッド＆サーカスといい、こちらのAOSANといい、食パンが桁外れに美味しいお店は絶対にピザパンも美味しい。そう思っています。ある意味ピザパンを食べればそのお店がどのようなパン屋さんなのか分かるような気さえしています。というのも、パン屋さんのピザパンは生地が美味しい。ハード系が得意なお店のピザパンは気持ちパリッと感を大事にしているところが多いような気がするし、こちらＡＯＳＡＮのピザパンは生地の自然な甘味を大事にしてそれを活かしたトッピングがされているなと。

京王線の仙川と少し遠い場所にはありますが、天気の良い休日、AOSANのパンだけを求めに遠出する。これもまた楽しいヒトトキですよ。

AOSAN
住所：東京都調布市仙川町1-3-5
電話番号：03-5313-0787    
営業時間：12:00～18:00売り切れ閉店
定休日：日・月定休