【神奈川・二宮】都心から少し足をのばして!自分に優しくなれるパン屋さん Boulangerie Yamashita(ブーランジェリーヤマシタ)
旅するパンマニア 片山智香子です。
JR東海道線の二宮駅から徒歩15分程度のところにあるブーランジェリーヤマシタ。同じ神奈川である横浜に住んでいる私だけれど、「二宮?」と最初はどこらへんにあるのかハテナマーク。湯河原の方なのかなとなんともざっくり思っていたら、イメージとしては平塚に近い感じです。横浜から40分。
ハード系をベースに食事パン、惣菜、シナモンロールのような甘めなもの、比較的小ぶりなパンのラインナップ。以前は家具の仕事をしていたという山下シェフなので、もうお店自体が素敵!の一言。行く道すがらは比較的「和」な感じの家屋が多いなか、ブーランジェリーヤマシタだけが、どこか異国の森の中にあるような。でも、自然と街並みに馴染んでいるというか。なんだろう、パンの陳列の仕方にも素朴なだけじゃないスタイリッシュさがあって、扉を開けた瞬間のぷぅーんと鼻腔を刺激するるパンの香りと好きなタイプのパンたちに一瞬にして癒されるのです。
バジルトマトパン
最初に訪問した時から、行くたびに必ず食べているバジルトマトパン。粉の旨みにバジルのアクセント、トマトがたっぷり入っていてチーズのとろーりが何度食べてもやみつきに!私自身、家庭製パンも作り、もちろんバジルトマトパンも何度も作ったことがあるのだけれど、どうしてもここのバジルトマトパンが食べたくなる感覚(笑)
そして、こちらに行ったらテイクアウトするのもったいない。絶対に食堂でパンとスープを食べながらゆっくりした時間を過ごしてほしい。ここにくると森の中にいる感覚になるのは、こんなに木に囲まれているから。私のお気に入りの席は入口近くの窓際の席。木漏れ日を浴びながら、扉から見える通りの風景を見ていると、もう、日常の疲れを本当に忘れさせてくれるのです!
イートイン時にはお願いすれば食べやすいようにカットしてくれます。コーヒー、紅茶もあるけれど、できたらスープを飲んで欲しい。そして、このお皿やカップにも山下さんのこだわりが!ひときわ目をひく黄色。これは近くにある吾妻山、菜の花が綺麗に咲くことでも有名で、そんな菜の花をイメージしているのだそう。
パン好きな方はもちろん、たまには自分に優しくしてあげたいなー、心も身体も癒したい!という方には是非とも行ってもらいパン屋さんなのです。
ブーランジェリーヤマシタ
住所:神奈川県中郡二宮町二宮1330
電話:0463-71-0720
営業時間:10:00~
定休日:日曜日・月曜日
HP:Boulangerie Yamashita